Slackの検索機能まとめ

こんにちは、気が付けばSlackばかり見ているwakです。

弊社では社内のコミュニケーションにSlackを導入していますが、最近ジョインしたメンバーの中にはSlackの機能についてあまり詳しくない人もいることに気が付きました。読んでもらうためにSlackの検索機能についてまとめます。元ネタはもちろん 本家 です。

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基本

画面の右上に常時出ているのが検索のためのショートカットです。

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①検索ボックス

Google検索と同じです。ここに検索したい単語を入れてエンターキーを押すと検索ができます。後で詳しく書きます。

②自分宛メンション

ここを押すと、自分宛に送られたメンション(返信)だけが表示されます。

③スター

スターのついた発言だけが表示されます。これも後で詳しく書きます。

④その他

クリックするとメニューが表示されます。この一番上の「Your Files」だけ覚えておけばいいでしょう。ここをクリックすると、最近自分がアップロードしたファイルが全て表示されます。

検索をしよう

検索ボックスに何か入力してエンターキーを押せば検索ができます。簡単ですね。

「高度な検索」をしよう

検索ボックスに「+」(半角のプラス)を入力すると、このような検索オプションが一気に表示されます。これを使うと次のような検索ができます。

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①from: 誰が発言したかで検索

「○○さんがこんなことを言っていたはずなんだけど……」という検索をしたいときに使います。「from」をクリックして、メンバーのIDを続けて入力すると、その人の発言だけを検索することができます。

たとえば自分の発言を探すときは「from:@wak(=自分のID)」と検索すればいいのですが、入力が面倒なら自分のIDのかわりに「me」を使うこともできます。「from:me」でOKです。

②to/in: チャンネルまたはDMを検索

「このチャンネルの発言だけを検索したい」というときに使います。「in: 【チャンネル名】」と書きます。inのかわりにtoとも書けます。

チャンネル名のかわりに人のIDを書くと、その人とこれまでにやり取りしたDMが検索できます。

③after: 特定日より後

「○月○日以降の発言だけを検索したい」というときは、この「after」をクリックします。するとカレンダーが表示されるので、好きな日付をクリックしてください。これでその日付より後の発言だけが検索できます。

④before: 特定日より前

同様に「before」を使うと「○月○日より前」の検索もできます。これを組み合わせれば、「8月1日~8月10日のどこか」という検索もできます。

※「8月1日より前」「8/1より後」は、どちらも8/1の発言は 入りません

⑤on/during: 特定日

「○月○日の発言だけを検索したい」なら、この「on」または「during」を使います。on/duringをクリックするとやはりカレンダーが表示されるので日付をクリックしてください。

また、日付のかわりに「on:week」または「during:week」と書くと、「今週」*1が検索対象になります。

同様に「on:month」「during:month」と書くと、「今月」が検索できます。

⑥has: スター・リンク・リアクションがある

  • 自分がスターを付けた発言
  • 外部サイトへリンクを含む発言
  • リアクションがある発言

だけを検索できます。

組み合わせる

高度な検索の検索条件は好きなように組み合わせることができます。「スターがついていて、リンクがある、今月の○○さんの発言」のような検索も可能です。

検索内容を保存する

検索条件は保存しておくことができます。検索を行った後、その結果画面をブックマークしておくだけです。

スターをうまく使おう

とりわけ重要な発言にはスターを付けておくと、「@」アイコンをクリックするだけですぐに探し出せます。これをうまく使えば検索の必要はあまりなくなるかもしれません。

Slackをうまく使おう

検索機能についてまとめてみました。「during:week」はこの記事を書くまで気付いていなかったのですが、今後は多用しそうな気がします。直感的に使えるプロダクトでも、リファレンスを読むのは大切だと改めて思った次第です。

*1:1週間は月曜日始まりです。つまり8/21(金曜日)に「on:week」で検索をすると、8/17(月曜日)以降の発言が引っかかります。