ネットワークの基礎(全4回) 第1回 ネットワークの環境及び接続形態

はじめまして、ゴルフ場基幹システム開発担当している茨城出身のかたちんです。
書かせて頂く内容としては、インフラ及びセキュリティ関連になります。
初回はネットワークにおける環境や接続形態を書きます。

目次


  • ネットワークの基本環境
  • ネットワークの接続形態
    • スター型(ツリー型)
    • バス型
    • リング型

ネットワークの基本環境


企業や自宅などで利用されるそれぞれのネットワーク環境を説明します。

スタンドアローン

コンピュータを単体で利用している状態で、昔はファイルをFDでやり取りしたり、スイッチ切替て印刷したり面倒な作業を行っていました。
現在ではあまり利用するケースが少なくなってきましたが、外部と直接接続がされていない為、セキュリティ面を考慮した利用ケースが存在します。
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LAN(Local Area Network)

同じ施設内またはフロア内の限定された狭い範囲内でのネットワークで、コンピュータやプリンタなどの資源をLANケーブルや無線と接続して共有できる環境です。
LANケーブルを集積するHUBやスイッチなどの集線装置を利用します。
HUBやスイッチの違いについては次回以降で説明致します。
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WAN(Wide Area Network)

遠隔地にあるLAN環境同士を結ぶネットワーク環境で、専用回線や電話回線などを利用して接続します。
LANとWANの違いとしては、通信事業者が提供するネットワークサーブスを利用するかになります。
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インターネット

世界中の不特定多数の人たちが接続して利用することができるネットワーク環境で、主にホームページの閲覧やメールのやり取りで使われます。 インターネット環境もWAN環境同様、LAN環境から外部に接続して資源を共有することが出来るという点では共通していますが、それを利用するための約束事に違いがあります。
WANは限定された環境に対してのみ利用することしかできませんが、一方のインターネットは公開された場所であれば、誰でも利用することが可能です。
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DMZ(DeMilitarized Zone)

武装帯とも言われ、インターネットなどの外部環境に公開するための環境です。
外部公開用のコンピュータを内部に設置した場合、内部ネットワークに接続されたコンピュータへの不正なアクセスなどの危険があるため、 中間にファイアウォールを設置し、外部からはDMZ環境にしか接続はできないようにアクセス制御を行います。
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ネットワークの接続形態


ネットワークを構築する際の各コンピュータなどとの接続内容についてです。

スター型(ツリー型)

HUBやスイッチなどの中継装置を中央に配置し、 各コンピュータやプリンタなどにLANケーブルを接続して利用するネットワーク接続形態。
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バス型

1本の同軸ケーブルを利用するネットワーク接続形態で、両端に終端装置(ターミネータ)を設置します。
各中継アダプタ(トランシーバ)を設置し、各コンピュータやHUB(スイッチなど)に接続します。
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リング型

リング状のネットワークに各コンピュータなどを接続した形態で、トークリングや光ファイバを利用したFDDIがあります。
リング状の中をトークンと呼ばれる箱のようなものが巡回し、送受信するデータがあればトークンに詰めて運びます。
論理的にみるとリング状に見えますが、物理的にみるとスター型のように中央に集線装置(コンセントレータ)を設置し、各コンピュータに接続しています。
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まとめ


自分自身、独学でネットワークやらセキュリティなどを勉強し、 買った本が大雑把に説明され、最初は何を言っているのかさっぱりわからず何度も挫折しそうになりましたが、 折角やり始めたことなので諦めずに色々な書物を読み漁りました。
なのでなるべくわかり易く心掛けて今後も書いていきますので宜しくお願い致します。