こんにちは。ひさです。
前回は単体テストにフォーカスしましたが、今回は開発時に変わった点について確認してみました。 Webアプリケーションで確認します。
テンプレート→Visual C#→Web→ASP.NET Webアプリケーションを選択し、 ASP.NET 5 Stater Webを選択します(MVCだと2013までの構成になります)
設定ファイルフォーマットが変更された(xml→json)
設定ファイル系がxml→jsonになっています。
旧プロジェクトのテンプレートでは当然xmlのままです。
ASP.NET 5のプロジェクトにコンバートできるのかは確認できませんでした。
既存プロジェクトを開くとVisual Studio 2013などではコンバートが走ったと思いますが、
コンバートされずにプロジェクトが開かれ、ファイル末尾が[.v14.suo]のソリューションファイルが作成されるのみでした。
Startup.csファイルが追加された
2013まで存在しなかったStartup.csファイルが含まれています。
デバッグ実行すると、名前の通りここが起点となって呼び出されていることが分かります。
並列スタックの[外部コード]のプロセスがiisexpress.exeとなっています。
また、App_Start/App_Dataといったフォルダが無くなっていますが、Routing定義がこのStartup.csに含まれていました。
いままでApp_Startに存在していたBundleConfig.csについての定義はStartup.csにありませんし、ソリューション内にも現状は無い様です。
※デバッグ時に経過時間がブロック単位で表示されています!
パッケージ管理がより便利に
NuGetのパッケージ管理が便利になり、UIからバージョン指定ができるように!
これまではパッケージマネージャーコンソールからコマンド叩いてましたけど、これは便利。
ただ、Preview版のせいかインストールはできませんでした。
(NullReferenceExceptionが出て実行できない)
他、パッケージ管理としてプロジェクト作成時より
Bower(管理ファイル:bower.json)
NPM(管理ファイル:package.json)
が追加されています。
NuGetはUI上で全てできますが、
Bower/NPMは管理ファイルを手で修正した後、Dependencies上でResote Packages選択で反映されます。
パッケージ管理されていたContent/Scripts/fontsフォルダはなくなり、wwwrootが追加されています。
wwwrootフォルダ配下にファイルが移動しています。
コードレンズ
Visual Studio 2013 Ultimateからある様ですが、2015でも。
クラスやメソッド、プロパティ等の上に参照数が表示されます。
参照数はその名の通り、参照している箇所がその場で確認、表示が可能です。
Team Foundation Server(Team Foundation / Git)に接続した状態だと変更履歴が表示されていますが、
ソースを変更してコミットするとこうなります。
変更履歴が直で確認できます。
以上色々楽しみなVisual Studio 2015の紹介でした。